【Web3.0体験記①】メタバースへダイブ!実際に体験して感じた「今と未来」 - DXportal

【Web3.0体験記①】メタバースへダイブ!実際に体験して感じた「今と未来」

【Web3.0体験記①】メタバースへダイブ!実際に体験して感じた「今と未来」

2021年に大きな話題となったメタバース、2022年においてもその勢いは留まらず、更に注目を集めています。

確かにメタバースに関する情報を目にする機会は多くなりました。

しかしあなたは、実際のメタバースがどのようなモノで、どれだけ活況を呈しているのかなどはご存知でしょうか?

世界をリードする金融テクノロジー企業【ブルームバーグ】によると、メタバースの市場規模は2020年の約5000億ドル(約57兆円)に対し、2024年には8,000億ドル(約92兆円)にまで膨れ上がると予測されています 。(参考:ブルームバーグ「メタバース、次世代技術プラットフォームの市場規模は8000憶ドルに達する可能性」)  

次の時代に向けたDX(デジタルトランスフォーメーション/以下:DX)として、先進国やGAFAMを始めとしたビッグ・テックは着実に準備を始めており、メタバースは遠い未来の話ではなく、すぐ目の前にある新たな市場なのです。

ビジネスの世界で活躍し続けるためには、新たな市場を開拓する事は重要であり、そのためには、ビジネスチャンスをいち早くキャッチする事もまた重要でしょう。

新たな市場を理解するためには、二次情報を得るだけではなく自分自身で実際に体験する事が最も近道です。

そこで今回、DXportal®を代表してDXライターでもある私が、実際に無料プラットフォーム【cluster(クラスター)】のメタバースを体験し、ビジネスパーソンの立場からメタバースの「今と未来」について感じたことを率直にお伝えします。

この記事をきっかけに、実際にメタバースを体験して、新たなビジネスチャンスのヒントを得て頂ければ幸いです。

メタバースの概念を応用したゲーム「あつ森」

まずは、メタバースについて簡単に解説しておきます。

メタバースとは端的に言えば、『インターネット上の3次元仮想空間』のことです。

爆発的な人気を博した任天堂のゲーム、「あつ森」こと「あつまれどうぶつの森」はメタバースの概念に近く、メタバースを感覚的に理解するには格好の素材です。

「あつ森」の世界では、プレイヤー(ユーザー)の分身であるアバターを介して、ゲーム内で生活を送ります。

仕事をしたり、イベントに参加したり、更には知人を招いて結婚式まで挙げられるなど、そこで行われている事はまさにメタバースと同様です。

(結婚式を行っている様子/Twitterより)

ユーザーは、仮想空間内で生活していくうちに、身に着けるものや生活スタイルなどにこだわりを持つようになります。

なぜなら、アバターに対するアイデンティティーの意識が高まり、自分らしいファッションやスタイルを通じて、現実世界と同じように「自分を表現したい」、「自分の理想的な生活を送りたい」と感じるようになるからです。

同ゲーム内ではマーケティング媒体の一つとして、BtoC(Business to Consumer/企業対個人取引)のビジネスモデルが導入されており、ゲーム内においてスポンサー企業がユーザーのニーズに答えることで、新たなブランド価値やビジネス機会の創出が可能となっています。

例えば、現実世界で人気のあるファッションブランドが「あつ森」の世界に進出し、アバター用に最新のトレンドアイテムを提供するビジネスなどで既に成功を収めています。

(現実世界と同じブランドの服を着られるキャンペーン施策/Twitterより)

メタバースの可能性は、単にゲームを通じて得られる体験の向上やビジネスチャンスの創出には留まりません。

メタバースは特定のゲーム内、プラットフォーム内などに限定された閉ざされた空間ではなく、外の世界ともシームレスに繋がることのできるボーダレスな世界を実現できる技術なのです。

新世代DXの要!メタバースを実際に体験するには

ここからはメタバースを実際に体験した内容をご紹介致します。

メタバースを体験するための手順を一からご説明しますので、未体験の方はどうぞご参考にして下さい。

準備に必要な環境

メタバースを体験するためには、最低限、以下2点の環境が必要です。

1.パソコン

  メモリ:8GB 以上

  グラフィックス:Intel Iris Graphics 540 以上

  ストレージ空き容量:最低 2GB 以上)

2.高速インターネット回線

筆者のノートPCのメモリは8GBですが、メタバース体験中は常にPCから大きな処理音が鳴っている状況でした。

デジタル仮想空間であるメタバースの世界は、街並みの表現に膨大なグラフィックを使い、また多くのユーザー(アバター)が集まるため、高い情報処理能力が要求されるようです。

インターネット回線も多くの通信量が発生するため、4G/LTEの通信環境では通信容量が心許ないかもしれません。

可能であれば光回線などの高速で安定した環境を準備することをお薦め致します。

また必須ではないですが、メタバースの没入感を得るためにはVR(Virtual Reality:仮想現実)ゴーグル(後述)があるとより良いでしょう。

無料プラットフォーム「cluster」へ

メタバースのプラットフォームは国内外に数多く存在しています。

プラットフォームは、メタバースの世界を作る土台としての役割を持っています。

今回は無料で体験できるメタバースプラットフォームとして、クラスター株式会社が提供する「cluster(クラスター)」を試してみました。

clusterは企業や個人が制作したワールドで自由に行動ができ、友人と実際に声やテキストでのコミュニケーションをとったり、バーチャル上で音楽ライブ等のイベントに参加したりすることが可能です。

更にclusterは、PCやVRだけではなくスマートフォン版アプリがあるため、グラフィックや没入感の面ではPCに及ばないものの気軽にメタバースの世界を楽しめることから、将来のバーチャルSNSとしても注目を集めています。

ログイン

実際にログインする方法はシンプルです。

clusterの公式サイトからアプリをダウンロードして好みの方法でログインするだけで、氏名や住所など余計な入力作業なしで、手軽に始めることができます。

ログイン方法は、TwitterやFacebookのSNS連携の他にGoogleやApple等を選ぶことも可能です。

出来るだけ簡単、かつすぐにメタバースの世界と行き来できるのは、今後ユーザーを増やしていくという観点からも、非常に重要なポイントではないでしょうか。

ワールドの選択

アプリのダウンロードとログインが終わったら、実際に訪れるワールドを選択します。

「ワールド」とはプラットフォーム「cluster」の中に「企業や個人が制作したメタバースの世界」で、それぞれ固有のテーマがあります。

実際にclusterにログインしてみると、個人が自分自身を表現する場、気の合う仲間と集う場として制作したワールドだけではなく、講演会やイベント等ビジネスの場としても既に活用され、多くのワールド(メタバース)が用意されていました。

ちなみに、ワールドは個人でも気軽に制作できることから、近い将来ビジネスとしてメタバースクリエイターの需要が高まりそうな予感がします。

アバターの選択

クラスターのアバター選択画面
出典:クラスター公式サイト

アバターはメタバース内で操る自分自身となり、このアバターこそ現実世界では実現できなかった唯一無二の自分を表現できる貴重な存在です。

clusterでは、既に用意されているアバターから選択することもできますが、VR専用のデータフォーマットである「VRM」を使用すれば、自分で制作したアバターをアップロードして自由な姿で参加する事もできます。

選んだアバターはcluster内であれば、ワールドが変わっていても同じ姿で遊ぶことが可能です。

現実世界での年齢・性別・見た目などは、メタバースの世界では関係ありません。

実際に、現実世界では男性で、メタバースの世界では女性のアイドルとして空間を楽しんでいる人もいましたが、それに対する批判などはありませんでした。

筆者は40歳の男性ですが、今回はスポーティーで若い男性の姿を選んでみることにしました。

その日の気分でアバターを自由に変えるのも、1つの楽しみ方かもしれません。

>>次ページ/メタバースワールド体験記

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この記事の執筆者

志藤たつみ

金融系DXライター

志藤たつみ

経理歴15年、金融系DXライター。 現東証プライム企業での経理や起業を経て、 現在はSI系中小企業の現役経理財務部長として従事。 その傍ら金融やバックオフィスに関するを記事中心に執筆。 趣味は近所の散歩とパン屋めぐり。

志藤たつみ

金融系DXライター

志藤たつみ

経理歴15年、金融系DXライター。 現東証プライム企業での経理や起業を経て、 現在はSI系中小企業の現役経理財務部長として従事。 その傍ら金融やバックオフィスに関するを記事中心に執筆。 趣味は近所の散歩とパン屋めぐり。

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